堺町の曳き手が着用するハッピは、綱先から後梃子に至るまで全員が同一模様のものを着用し、全町民が心を一つにして祭礼に取り組んでいる様子が伺える。 一つの図柄に統一したのが昭和26年であり、その後1回の模様替えがあり、現在のものは昭和39年からである。 地車の型は極めて端麗で、人物彫刻にも豊かな表情がある。